7月10日、3年ぶりとなる学園会バザーが開催されました。小学校・中学高等学校保護者の皆さまの手による学園の一大イベントで、今回で63回目を迎えます。

　小学生のお楽しみは何といってもゲームコーナー。普段自分たちが過ごしている教室が保護者の方々の手で華やかに飾られ、まるで夢のような空間に。登校してきた子どもたちから歓声が上がります。コリントゲーム、輪投げ、ストラックアウトなどなど、お父さんやお母さんたちがお店の人になって迎えてくれます。ゲームを楽しんでポイントを集めたら景品交換所へ。ここで子どもたちの興奮は最高潮に達します。サブバッグいっぱいになった景品を「こんなのもらったよ！」「家で遊ぶんだ」と嬉しそうに見せてくれました。

　この日は卒業生も大勢駆けつけてくれ、再会を喜びました。「夏といったらバザー」「バザーが一番好きな行事」と子どもたちが言う通り、卒業してからも心に残り続けるのでしょう。バザーは楽しいだけでなく、時を超えてトキワ松の仲間を結ぶあたたかな〈場〉となっていることを感じました。

　今回は久しぶりの開催であることと感染症対策の観点から縮小して行いましたが、トキワ松らしい楽しさとあたたかさが凝縮された一日となりました。

　準備にあたってご尽力下さった学園会委員の方々、物心両面でご協力下さった保護者の方々、学園を支える関係団体の方々、トキワ松に関心をもって足を運んで下さった方々…行事を支えて下さった全ての方々に感謝しています。ありがとうございました。（教頭）