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創立60周年記念式典
お陰様をもちまして、去る11月22日に本校創立60周年記念式典が恙無くとり行われました。
後半に1・2年生も加わっての全員参加の式典は、子どもたちの喜びの声が会場中に溢れていました。
すべての皆様に感謝致します。
(以下、学校長式辞と式次第を載せます。)
トキワ松学園小学校 創立60周年記念式典式辞
トキワ松学園小学校校長 飯田 靖夫
皆さん、今日は私たち、トキワ松学園小学校が誕生してから、60年を迎えたことをお祝いする日です。60歳のお誕生日のお祝いと言ってもいいでしょう。
人間の年齢の60歳は還暦といい、生まれた時の干支が再び巡ってくることから「新しく生まれ変わる」といわれ、大変おめでたい年齢とされています。皆さんのおじいちゃんやおばあちゃんが60歳の誕生日を迎えると、赤ちゃんが着るような赤いちゃんちゃんこを着てお祝いするのは、そんな風習からきています。
小学校も昭和26年の誕生から年を重ね、60歳のおめでたい年齢を迎えました。先輩の多くの方々が築いて下さった、トキワ松学園小学校の成長した60歳をみんなでお祝いいたしましょう。
今日は、小学校創立60周年をお祝いするために、東京私立初等学校協会、会長の清水良一先生をはじめ、たくさんの方々がお忙しい中、ご臨席いただきました。
皆さんと共に厚くお礼を申しあげましょう。
さて、トキワ松学園は、「常盤松女学校」現在のトキワ松学園女子高等学校として、今から95年前に渋谷区常盤松町に創立者の三角錫子先生によって開かれました。
三角先生は、「鋼鉄に一輪のすみれの花を添えて」を教育目標に、「女性も豊かな知性と感性を身につけ、社会に貢献し、活躍する人になってください」という願いをもって教育にあたられました。
そして、トキワ松学園小学校は昭和26年4月、姉妹校の中学校、高等学校の先生方など関係者の皆様の一貫教育への情熱とご努力により、また、地域の皆様の強い要望の中、1学年1クラスの小さな小学校としてスタートしました。子どもの時代は、男の子、女の子が仲良く学校生活を送るのが良いという考えで、男女共学の小学校が誕生しました。
小学校初代校長の丸山丈作先生は、カタカナの文字の研究者として大変有名な先生でした。読みにくい漢字より、カタカナの文字の方が分かりやすくスマートさがあるということから、それまで使われていた漢字の常盤の学校名を、今のカタカナのトキワの学校名に改められました。現在では、多くの企業や商品名にカタカナの文字が使用されていますが、今から60年も前に学校名をカタカナの文字に変えられた丸山校長先生は、時代を先読みした進んだ考えの先生だったのですね。
丸山先生は、カタカナで表した五つの考え「モロモロノ恵ミニムクイルタメ常ニヨイコトヲ行ウ。カラダヲツヨクスル。カシコクナル。ヨクハタラク。ムダヲシナイ。」を教育目標にされました。
皆さんがいつも身につけている、「人」の字を〇で囲った校章には、「心の豊かな、やさしい人になってください。みんなと仲良く生活できる人になってください」ということが表されています。丸山先生は、このような教えを目指して教育にあたられました。
ただ、三角先生や丸山先生の精神や教えは、小学校の小さな子どもたちには少し難しかったため、小学校五代校長の實方亀壽先生が、子どもたちにも分かるように、また、皆で口を揃えて言うことができるようにと、現在の「健康、感謝、親切、努力」の四つの言葉に変え、教育目標をつくってくださいました。
創立者の三角錫子先生の教え、そして、小学校初代校長丸山丈作先生の教えは、時代が変わった現在でも「健康、感謝、親切、努力」の四つの教育目標として、皆さんの心に深く刻まれ、受け継がれています。
このような、創立60周年という節目において、トキワ松学園の創立から現在までの教育の精神、そして、教えをひもとき、その歴史やここまで支えてきてくださった方々のご苦労やご努力にふれることは、大変重要なことと思います。
この機会に、トキワ松学園小学校の輝かしい歴史と伝統を築いてくださった、多くの先生方、また、卒業生の皆様、保護者の皆様、地域の皆様のご努力に心から感謝し、お礼を申しあげましょう。
と同時に、このような歴史や伝統のあるトキワ松学園小学校で学ぶことを誇りにし、今ある皆さんのこの幸せを深く自覚していただきたいと思います。
これからの、トキワ松学園小学校の主役は皆さんです。〇に「人」の校章の伝統を受け継ぎ、また、「健康、感謝、親切、努力」の四つの教育目標を胸に、しっかりと勉強して、さらに充実した学校生活をおくり、次の時代の輝かしい伝統と歴史を皆さんで築いていってください。
創立の心を振り返ることにより、共に手を取り合い、心を一つにして、みんなで新しい一歩を踏み出していきましょう。
最後になりましたが、本日ご臨席いただきました来賓の皆様方には、重ねてお礼申し上げますと共に、今後とも、かけがえのない本校小学校に対して、引き続きご支援くださいますようお願い申し上げ、式辞といたします。





















