トキワ松学園小学校

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〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
TEL 03-3713-8161(代) FAX 03-3713-8400

スペシャル授業

3年生の俳句(1学期) ~<描写と実感>~

 5月24日から26日まで、3年生は南房総「海の教室」に行きます。 「簀(ず)立(だ)て遊び」では、大きな鯛や烏賊、いさきなどをたも網でつかまえたり、メインの磯遊びではヤドカリやカニ、ウミウシなどを観察したりします。  また、大房(たいぶさ)岬(みさき)を探険したりと、普段できないいろいろな体験をしますので、その時の発見や感動を俳句に表現する活動もしていきます。また、作った句を基にして、句会もやる予定でいます。  そんなことを子ども達に話した後、今回も校庭に出て俳句づくりをしました。校庭のいろいろな場所(砂場、畑、池、鉄棒など)を歩き回って、発見したこと(きれいだな、おもしろいな、たのしいな、かわいいなと思ったこと)を五、七、五の俳句にする、言わば「海の教室」前の練習でもありました。

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        すずしげにするするおよぐこいのむれ
        池のこい夏は元気にあそぶじき

        バラの花一まい一まいうつくしい
        バラの花赤にそめられしあわせだ

        夏はじめわか葉いっぱいさいている
        夏はじめわか葉元気におよいでいる

        フワフワのビワのみがなり食べたいな
        大きな木実がわかすぎてまずそうだ

        ハスの花うきわをつけてういている
        池の花ピンクできれいもちたいな
        
        いっぱいの緑のつぶのクランベリー
        上の方ちくちく頭の松のしん
        あつい中すずしい風がゆっくりと
 
  一句目は池の鯉を涼しげにととらえ、二句目は元気に遊んでいるととらえて時期と断定しました。
 三句目は一枚一枚に目を付け、四句目はバラの花を幸せととらえました。
 若葉の様子を‘さいている’と‘およいでいる’ととらえた五句目と六句目。
 七句目と八句目の枇杷は、色づいた‘フワフワ’のものを食べたいと言い、まだ青い実をまずそうとそれぞれ表現して、同じ木を見てもとらえ方の違いがくっきりしています。
 蓮の花の句は九句目が、うきわをつけたように浮いているという描写、十句目はきれいだから持ちたいという自分に引き寄せた表現になっています。

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 最後の三句は、どれも描写、言葉のスケッチの句と言えるでしょう。よく見て、感じて、三年生なりに物の‘本質’をとらえた句とも言えると思います。
 子供の句は、子供なりの描写が文芸的な面白さがあります。また、それと共に自分に引き寄せた実感のある句も魅力の一つと言えるでしょう。

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