トキワ松学園小学校

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〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
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スペシャル授業

5年生の俳句(2学期)~<句会の醍醐味を味わうために>~

 私の5年生の俳句授業の2回目。今回は教室で冬の俳句をつくることにしたが、翌日に5年国語科の百合岡先生が松組、楠組それぞれで句会をやるということで、いつもと違う雰囲気も感じられた。
まずは、句会についての簡単な説明をする。句会の面白さは、無記名で出されたそれぞれの句を取り合うことで、俳句作品そのもののよさで選び、選ばれるところに公平性がある。友達に採られた句は読み上げられるが、自分の句であれば、普通は姓ではなく名を大きな声で言う。
その読み上げられる直前の緊迫感と、自分の句が読み上げられた時の高揚感は、知的興奮と言ってよいし、句会の醍醐味である。
例え、先生の句でも、句会で全然採られないこともあるし、一人の児童がたくさん採られるときもある。
ここが、句会が座の文学であるという面白味でもある。 そんなことを話したあと、作句となったが、短い時間で自分らしい表現を、自分にしか作れない俳句を作ろうと5年生は苦闘していた。
以下、5年生の俳句を紹介する。

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 (松組) 
 軽井沢地面につきたいつららかな
 一生の最後に燃えるもみじの木
 新メガネ視界がくもるマスクかな
 なべの具は全部家族のぬくもりだ
 クリスマスペンギンくれとねだる僕
 赤坂のなべ屋はとてももうかるぞ
 早朝にリングですべり足こおる
 おおみそか私と母がもちをきる
 北風の寒さにおどる木の葉かな
 熱い息マスクの中で夏になる

(楠組)
 冬の空いつもと違う孤独色
 土ふめば浮いてるような霜ばしら
 息白しマスクを付けてあるく日々
 はなみずのつららがたれてかぜをひく
 オレンジ色の葉っぱが静かに飛んでいく
 真冬には祖母が私にベスト編む
 十八ホール北風びゅうびゅうナイスショット
 暗き冬顔を上げれば星の数
 さくらちるようにまいちるしろいゆき
 息白し息ふくたびに寒くなる
 暖房をつけるつけると猫になる

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