トキワ松学園小学校

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スペシャル授業

森藤先生スペシャル授業~漢字の組み立て方を意識させる~(4年楠組 書写)

4年楠組、森藤先生の授業は硬筆の書写の授業。
4年生では、漢字の組み立て方を学習しているものの、いざ実際に書く段になると、意識されずに乱雑に書くことも多いという実態を踏まえての、言うならば、意識改革の授業とも。
まずは、普段よりも大きなマス目の、2年生用のプリントを用意して、お手本を見ないで「左」「右」の漢字を書かせる。
そして、お手本となるものと比べさせるのだが、改めて比べるとお手本とは少しずつ違うところを子供達はいとも簡単に見つける。
例えば、「左」の漢字では、一画目の横棒が長すぎたり、逆に、二画目のはらいが短かったり。
「右」の漢字では、一画目のはらいが長すぎたり、三、四、五画目の口が大きすぎたり。
子供達はその差異にしっかりと気づくことができる。 それらを認識させた後、もう一度書いてみると子ども達の中にきちんと書こうとする意識が生まれる。
中には、何回も書き直す子もでてくるのである。
そして、意識させることを分からせた上で、漢字の書き順と部首とを組み合わせた形での、12のパターンの模式図を黒板に貼り、予め一人一枚配ったカードの漢字を、そのどのパターンに当てはまるのか考えさせる。
例えば、「葉」という漢字は、同じ横長の四角が三つ縦に積み重なった形と考えられたり、「側」という漢字は同じ縦長の四角が三つ合わさった形とか、「原」という漢字は雁だれの形に四角がくっついた形、「追」という漢字はその90度回転させた形とか、それぞれが模式的に区別されておもしろい。
子供達はあれこれ考えながらも全部の漢字を12のパターンに正しく分けることができた。
これは低学年の子にはできないことで、さすが4年にもなると模式化ができるのであり、視覚的に区別ができるのである。
その後、学んだことを生かしての練習問題に取りかかって少し進んだところで、授業は終わる。
少し、乱暴な言い方をすれば、4年生は俗に中だるみの学年とも言われている。
小学校生活も半分が過ぎ、生活習慣などもややもすると悪い意味で慣れが出てくる。
そんな中で、文字も乱雑になったりしてくるのも4年生である。
その反面、理解力や認識力も上がり、意識する気持ちがあれば格段に技能や理解は向上するのも4年生であろう。
この授業は、そんな特性を踏まえた上での、5年生に進級する前のこの時期に行ったという適切さにおいて、スペシャルであろう。

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今までは、特に低学年の段階では、漢字の形を四つの部屋で意識して、「第一画は第三の部屋のこのあたりから書き出して」とか言う細部に注意してでの指導であったが、漢字を部分でとらえるのではなく、全体のおおまかな形として大づかみにしてとらえたところが4年生の興味もわかせる。
そう言えば、以前6年の担任をしていた時に、漢字を覚えるのが早い子にどうやって練習するのかを聞いたことがある。
その子の答えは極めてシンプルで、「漢字を絵や形として覚えるだけ」ということであった。
4年生には、この授業で学んだことを生かしてほしい。

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