トキワ松学園小学校

トキワ松学園小学校

〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
TEL 03-3713-8161(代) FAX 03-3713-8400

スペシャル授業

「ザ、トキワ松――馥郁たる、美しい時間と空間」―春の親子読書週間―

 

 朝8時。学校のエントランスのソファーに腰かけ、絵本を開いているお母さんたちの姿が見える。朝のチャイムが鳴って子ども達が教室に入りだすと、音楽が流れだす。読書の始まりの合図だ。

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 今週から始まった全校の<春の親子読書週間>。秋と共に、読書を通して親子のつながりを深めてもらうというのが目的だが、親と子が同じ本を読んで感想を述べ合ったり、親子交代で1行ずつ読み合って、本を楽しんだりする週間である。また、それと共に、学校では保護者の方に読み聞かせをお願いして、本の楽しさを味わってもらっている。エントランスのソファーにいたお母さんたちは、読み聞かせに来てくれた人たちである。

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 子ども達が教室に入り終わると、玄関のお母さんたちは、教室の廊下に用意された椅子に腰かける。「どちらの本がいいか、子ども達に決めてもらおうと2冊持ってきました。」「今日は晴れたのでこの本を持ってきました。」「絵がとても素敵で、お話も子ども達がわかりやすいと思って・・・。」お母さん方に話しかけるとそれぞれの優しい思いの言葉が返ってくる。用意された本は子ども達のために、どんな本がいいか悩み、クラスの子ども達に思いを馳せた本なのである。言うまでもなく、読み聞かせは本選びから既に始まっている。

 出番を静かに待っているお母さんたちの姿が並ぶ廊下。時には出勤前のお父さんたちの姿も混じる。その廊下には、なんとも美しく温かな空気感がある。また、お母さんたちの表情には、緊張感と共に、これからどんなふうに、子ども達は話を聞いてくれるのであろうかという高揚感も感じられる。

 教室では、机を寄せて、床に座れるスペースを作り、用意したお母さんたちが座る椅子の前に集まると、いよいよお母さん達をお呼びする。低学年はこの形で聞くことが多いが、子ども達の視線はレンズが光を集めるように集中している。その視線を全身で感じるお母さんたち。そこには、誰も立ち入ることのできない時間と空間がある。

 この馥郁として、美しい時間と空間を、保護者がいろいろな場面で創り上げ、子ども達を温かく包み込んでくれているのが本校の校風であり、これぞ、まさにザ、トキワ松なのである。

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