トキワ松学園小学校

トキワ松学園小学校

〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
TEL 03-3713-8161(代) FAX 03-3713-8400

スペシャル授業

4年生の俳句(1学期)~<言葉のスケッチの仕方と引き出し方>~

 今年度最初の4年生の私の俳句の授業はまず、俳句についての話から。俳句が世界で一番短い詩であること、目を使ってよく見て、耳を使ってよく聴いて、鼻、舌、手、そして心を使って自分らしい表現をすることが大事であることなどを、配布したプリントを使って話す。そして、校庭に出て、短冊用紙に夏らしいものをメモしたり、俳句にすることに。

 校庭での時間は10分。子ども達はいろいろなところに散らばっている。校庭の真ん中にしゃがんで考えている子、サッカーゴールに凭れながら練っている子、池を覗いている子、畑のクワの実をじっと見ている子などさまざまである。

sIMG_9871 sIMG_9882
sIMG_9883 sIMG_9870

 教室に戻ってからは残り15分ほど。校庭で作り上げた子も多かったが、できた子は、小学生新聞に投句するために、清書用の別の紙に書き写す。それでもできなかった子もいたので、次の休み時間に校長室で指導することに。

 少し緊張気味の表情で校長室に来た子の短冊用紙には、何のメモすらも書かれていなかった。そこで、校庭で見たもの、それがどうだったのかなど一つ一つ聞きだすと、ぽつぽつと、いい言葉が出てくる。それらを用紙に書かせた上で、五、七、五に調わせることに。俳句は、言葉でのスケッチの仕方と言葉の引き出し方を自分で会得するようになると、おもしろいように俳句を作ることができる。

 21日から、4年生も5年生と一緒に、奥日光「山の教室」に出かける。5年生と同じように、しおりの日記を書く欄の最後に、俳句も作る。豊かな自然の中で、ぜひ自分らしい、大きな句を作ってほしい。

 以下、今回の俳句をいくつかクラス毎に紹介する。

(松組)
  校庭が晴れでぱさぱさあっちっち
  校庭の緑のテント木の下は
  校庭の多い緑はおばけみたい
  さくらの葉葉っぱが緑でえだ緑
  空見れば雲がまんかい真っ白だ
  夏が来た行ったり来たり大さわぎ
  パーティだ鳥がいっぱい空と木に
  木々たちもすっかり青の夏すがた
  空の雲一つになれぬチームかな
  動いてるブリキのようなヤゴたちが
  ぼくたちと一緒に動く緑の葉
  アサガオの小さなふた葉1年生
  四時間目うさぎが日かげに夏が来た
  日かげでも夏バテしてるうさぎかな

(楠組)
  青葉風耳にささやく木ぎの声
  雲の光てらしてよいぞわたしたち
  スコップが夏の風でふかれてる
  砂場の水すぐにかわくぞ夏の風
  アリ一ぴき友達にねよってくる
  夏だから葉っぱがゆれたら気持ちいい
  校庭のうらにあるよ虫のえさ
  びわの実が葉っぱに見せかけかくれんぼ
  びわの木に青々としたふたごかな
  弱い風に飛ばされさうなケシの花
  夏の風木は夏くるとさけんでる
  びわの実がゆっくりゆれる夏の風
  夏になり若葉たちが目をさます

スペシャル授業一覧に戻る

〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
TEL 03-3713-8161(代) FAX 03-3713-8400
ページトップへ
Copyright © Tokiwamatsugakuen All Rights Reserved.