トキワ松学園小学校

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スペシャル授業

山崎先生スペシャル授業 ~「マナーを知ろう」~ (2年生活)

山崎先生の生活科の授業は、みんなで『マナーを知ろう』。どんな時にどんなマナーが必要なのか、みんなで考える授業である。

子ども達にまず、マナーってなんだろうと問いかける。積極的な2年生からはどんどん答えが出てくる。「みんなが気持ちよく過ごせるためのもの」「お行儀よくすること」など出てくるが、同じような答えもちらほら見られる。

山崎先生はすかさず、<何で行儀よくするの>と子ども達に問う。子ども達からは、

「みんなのため」「だれかがうれしい」「人にめいわくをかけないようにする」といくつもの答えが返ってくる。そこで。先生が、子ども達から出てきたことを簡単にまとめる。<マナーは相手への思いやりと感謝の気持ちと言えますね。みんなが気持ちよくすごすためのものです> そのことを教室内の少し大きなテレビに映した映像でも確認をする。

<似ている言葉に、ルールと言う言葉がありますが、違いは何でしょう> 授業は次の場面に。子ども達にはなじみのあるルールという言葉との違いは、子ども達の中ではぼんやりしているが、先生の投げかけた言葉が子ども達を考えさせる。<マナーはできなくても(   )はないが、ルールはできないと、(   )が与えられる。> 少し難しい問いだが、子ども達はなんとか答えを出そうとする。そのうち、“ばつ”と似たような答えが出てくるが、マナーは罰がないということで安心する間もなく、先生は<でも>と続ける。<マナーの悪い人は、残念な人だなとがっかりされる。だめな人だと思われてしまうんだよ。>

2年生にとって罰を与えられるのと、だめな人だと思われてしまうのとどちらが嫌なのかは、その子によって違うかもしれないが、全体としては後者の方が嫌だなと思うであろう。そこが2年生としての健全性であり、いい子になりたいという素直な向日性である。

授業はさらに具体的場面に。<マナーはどんな時に必要ですか。> 次から次へと手が挙がる。「電車やバス」「図書館」「ファミリーレストラン」「タクシーの中」「図書館」「授業中」初めは手を挙げて言っていた子ども達も、そのうち思いついたらすぐに言うようになってくる。そのことを先生は<授業中のルールを守りましょう>と軽く注意する。

次は、自作のプリントに従って子どものマナーとして気をつけたい場面を考えさせる。

  • 人の家にあがるとき   
  • 人にものをわたすとき 
  • 人からものをもらうとき  
  • のりものにのるとき

 

②と③は、学校内でのこと、①と④は学校外のことであるが、「両手でわたす」「ありがとうとひとこと言う」「くつをそろえる」「おじゃましますと言う」「大声を出さない」など、きちんとした答えが返ってくる。

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たくさん学んだあとは、ある女の子が夏休みの自由研究でお味噌屋さんに行って、実際に作った手作り味噌でのお味噌汁のご褒美。2年生のために用意してくれた味噌で山崎先生が作った大根と油揚げのみそ汁に、子ども達は大満足であった。そして、食事のマナーに移る。食事中にしてはいけないことを6つほど子ども達と確認した後、ナイフやフォークなどの洋食、そして、しるものとご飯の位置、迷い箸などやってはいけない箸の使い方など和食のマナーについても確認する。このあたりはいわゆる決まり事であるが、何と言っても大切なことは、食事のペースをなるべく合わせること(本校の子ども達の中には極端に遅い子もいる)感謝の気持ちをもつことである。そこのところを最後に確認してひとまず授業は終わる。山崎先生は、大学では家庭科の専攻、専門分野であるからもっと、もっと教えたいことがあるに違いない。

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マナーと言うと、どちらからというと大人のものという意識があったが、この授業を見て、2年生のうちから、マナーの意識を持つことは大事なことだと思った。子どもらしさやのびのびとしたよさを生かしながらも、先程述べたように、2年生の持つその健全性や向日性がマナー意識をを高めていく気がするからである。

子ども達の中になんとなくわかっていたことが、先生の問いかけによってはっきりしてくるマナー。押しつけではなく自然と身につけたいマナーだが、知らず知らずのうちに自然と身に付く授業とはまさに、こういう授業を言うのではないかと改めて思った次第である。

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