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3年生の俳句(1学期) ~<俳人のように>~
3年生の俳句授業は真夏を思わせるような日。3年生は、来週からの南房総「海の教室」での俳句づくりの練習も兼ねている。校庭の夏を見つけようと、一斉に散らばった3年生。それぞれが思い思いのところで、ものをしっかり見たり、メモしている様子は、一人前の俳人のように見える。俳句は大雑把にものを見て作るやり方と、細かいところを見て作る二つの作り方があると思うが、一般的に後者は女性が多いと言われる。さて、子ども達はというと、どちらかというと前者が多いと思われるが、中には子どもらしいこだわりの細かい描写の俳句もある。
今回も校庭の後に、教室で俳句を清書したりまとめたりする活動をした。校庭では思いつかなかった言葉が、教室で浮かんでくることがある。
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以下、3年生の俳句をいくつかご覧ください。
(松組) たいようでびわの木きれい空光る
プラタナスてんぐのはっぱみたいだな
アリくんがみみずをたべてまずそうだ
びわの実のキレイな色にはかなわない
校庭でみんなを見てるプラタナス
太ようできらきらあせができている
すなけむりななめに行ってきえていく
プラタナス葉っぱもはえてたのもしい
びわの実をもう少し待てば食べられる
あついけど地下のありのすさむいのか
(楠組) 夏らしいアスレチックがあつすぎる
てつぼうは太ようでもねまけないよ
下じきの色がみどりでかげみどり
さやさやとはっぱのジャングルま夏でも
ギン色のスベリ台ではあつすぎる
ほえている風が夏たちよんでいる
日の光でんきの光みたいだな
あついのにがんばってさくお花たち
はたけからけしきを見たら夏らしい
夏らしいあせがだらだらマラソンだ
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