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6年生の俳句(2学期) ~<小学校最後の運動会>~
今年の運動会も6年生が大活躍した。競技においてはその迫力、力強さは群を抜く。演技では、組体操において、美しい動きや技が光った。係においては、放送、トキワ松体操、ゴールテープ、着順、等旗、用具、召集・誘導、そして応援団とそれぞれの役割を十分に果たした。
そんな6年生が運動会の俳句を詠む。まず、季語を確認する。運動会、赤とんぼ、秋の空、天高し、秋の風、かまきりなど、運動会の光景としての季語である。次に運動会らしい材料を思い出す。バトン、万国旗、組体操、騎馬戦、赤白帽など。それらの組み合わせを考えながら、どの場面を切り取って、自分の言葉で詠むか、そこが肝心なところである。
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以下、運動会の俳句をいくつかクラス毎に紹介する。
(松組) 秋の空組体操がそびえたつ
秋の空足がのびゆく肩倒立
運動会引いて引かれて引き分けだ
徒競走秋の真ん中走りゆく
赤とんぼ組体操の見守り役
秋の風声のバトンを持っていく
運動会親に向かってポーズする
秋晴れの芝生の上をかけぬけろ
ほほえみがカップにうつる秋の空
(楠組) 秋風が次々種目進めてく
運動会秋には遠い暑さかな
運動会バトンの重みでつぶれそう
運動会はりきってくれたお弁当
秋の空質実剛健組体操
騎馬戦の立ちあがりふと秋の風
秋空へゴールテープをかけぬけよ
運動会勝利の帽子飛び上がる
秋風に負けた悔しさにじんでる
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