トキワ松学園小学校

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〒152-0003 東京都目黒区碑文谷4-17-16
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スペシャル授業

今日の朝礼の話7

今日の朝礼の話7

~おうちの人と読みましょう~

               校長 栗林 明弘   

 ()り立てば風に(つつ)まれ更衣(ころもがえ)   本田あふひ(あおい)

                                                                          tokiwamatsu2018 (2)

 いよいよ来週から、学校が始まります。楽しみですね。でも、始まりを楽しみにしていた子も少し、不安や心配なことがあるかもしれません。友達や先生とも直接会うのは久しぶりですし、クラス替えもあった学年もありますよね。1年生は、どんなお友達がいるのか少し、ドキドキするかもしれません。でも、だいじょうぶです。きっと教室に来たら、そんな心配や不安も吹っ飛んでしまうと思います。もちろん、一人一人が、自分のことだけを考えずに、友達に対して思いやる気持ちだけは忘れないでください。友達のありがたさは、この休校期間にだれもが感じたことだと思いますから。

それから、6月からの学校生活は今までと少しちがうところもあります。友達との机の間がいつもより離れていたり、窓やドアーがずっと開いていたり、学校にいる間ずっとマスクをしていなければならなかったり、こまめに手洗いをしたり・・・。このことについては、月曜日などに、担任の先生からいろいろなお話があると思いますので、よくお話を聞いてください。そして、その聞いたことを、きちんと守るようにしてください。何よりも、一人一人が意識して行動することがとても大事なことです。

 

朝礼の話も今回が最後となりました。最後は、美しい俳句で終わりたいと思います。6月は衣がえの月ですね。着ているものを季節に合わせて替えるのが衣がえです。制服も紺色の冬服から、白色などのすずしい色の夏服に代わります。

この俳句、しまっておいた夏服を着て、作者が初めて出かけた時のことでしょうか。坂や階段を下りて立ち止まると、風が吹いてきたのですね。強い風ではありません。作者を包むようなやさしい風です。それは、初めて夏服に着替えた日だからこそ、感じた風なのだと思います。衣がえをして、新しい気持ちでスタートしようと作者の表情が目にうかびませんか。

みなさんも6月から、新しいスタートですね。

さて、最後はやはり、俳句のことをもう少し話して終わろうと思います。俳句は知っている通り、五、七、五音ですが、トキワ松の校歌は、七音、五音を3回繰り返しているというのは知っていますか。以前に朝礼で話したことがあると思いますが、“トキワの松に”(七音)“吹く風の”(五音)・・・という風に続きます。お正月のかるた遊び「百人一首」の歌は、五、七、五、七、七ですね。校歌も、百人一首も声に出すとリズムがいいのに気づくと思います。五音、七音というのは私たちにとって、昔からとても心地よい音の数なのです。実は、今から1300年前くらいからこの五音、七音の歌はたくさん作られ、歌集として残されてきました。それが形を変えて、今でも俳句などとして作られているのですが、きっと、1300年ほど前からずっと、その心地よさが日本人の体の中に引き継がれているのでしょう。みなさんの体の中にも、生まれつき、この五音、七音のリズムがあるのだと思います。

では、また、学校でたくさんの俳句に出会えることを楽しみにしています。

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