トキワ松学園小学校

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スペシャル授業

1年生の俳句(2学期)~<きのうのはいく、たのしかった>~

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小学校に入って最初の俳句授業。これからの6年間でどんな俳句が生まれてくるのか、楽しみである。

今年は、俳句がどんなものなのか、話をすることから始める。まずは、“せかいでいちばんみじかい「し」”と黒板に書く。続いて十七、そして、五・七・五。‘とびだすな 車は急に 止まらない’の交通標語、五・七・五にはまるとリズムがあって気持ちがいいことなどを話し、“きせつ”と書く。はいくは春、夏、秋、冬の季節のものであることも話す。

さて、今回は、夏休みのことを俳句にすることに。練習用の裏紙に、まだ習いたてのひらがなで書きだした1年生。到底、五・七・五に収まるはずはない。とにかく、楽しかったことやうれしかったことを思い出して、考え出そうとする1年生。その表情は一途である。

できた俳句は、清書用の用紙に書き写す。これがまた、1年生にとっては大変なこと。間違えた字を消しゴムで消すのもまた大変。きれいに消せずに跡が残ったり、しわくちゃになったりする。中には、泣き出しそうな子も。初めての俳句の指導を1時間でやるのは大変なことで、全員が終わるのに時間をオーバーしてしまったが、元々、少し詰め込み過ぎかとも思う。俳句を嫌いになってしまわなければと心配もする。

その日の帰り、いつものように玄関で子供たちを見送るが、1年生を見つけるたびに「今日の俳句、楽しかった?」と声をかける。1年生は大抵、「うん。」とうなずいたり、「たのしかった!」と言ってくれる。本当はそれほどでもないにしても、そう言ってくれるのは、1年生の持っている‘善意’なのだと思う。

次の日の朝、校門の前で子供たちを迎える。挨拶と共に、今は検温のチェックもしているが、一人の1年生が「きのうのはいく、おもしろかったよ」と言って、玄関に入っていった。その一言に始まった一日。我々教員は、時に、子どもたちに救われている。

以下、今回の俳句をいくつかクラス毎に紹介します。(読みやすいように分けて書きました)

 

(松組)    なつやすみ みじかいけれど たのしいよ

                       なつやすみ ほてるのプール うれしいな

        かぶとむしの めすをもらって よかったです

        おうちのにわ てもちはなびが たのしかった

        なつやすみ かぞくでうみに いきました

        アスレチックの あみをわたって たのしいな

        「あまぞん」の ながしそうめん ながいぞう

        おにいちゃんが クサカゲロウ とってくれました

        うらがえしに なってせみが くわれていた

        かなしいな かってたトカゲを にがすのは

 

(楠組)    なつやすみ そうめんたべて おいしいな

        やまのぼり いちばんうえで おべんとう

        かきごおり たべようかな まずはしゃめ

        なつやすみ おかあさんと むしとりに

        きょうりゅうの かせきをほった なつやすみ

        イルカショー しっぽばたばた みずのうえ

        なつやすみ ぷーるのみずが きれいだな

        なつやすみ おもしろかった シャチのしょう

        ライオンに えさをあげた どきどきだ

        ともだちが せみをころした かなしいな

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