トキワ松学園小学校

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スペシャル授業

ipadの投句箱 10月

<ipadの投句箱 10月> 

 

 観光地などに行くと駅前などに、その土地で作った俳句を投句できる投句箱というものがあります。また、俳句の盛んな学校でも学校の玄関に、作った俳句をいつでも出せるように投句箱が置かれていることがあります。それと同じように、本校では2学期からの一人一台のipadの導入に伴い、「ロイロノート」という授業支援アプリの中に、校長への「投句箱」を設けることにしました。

 簡単に言うと、これはipad上にアプリを使ってカードを作り、そこに俳句を書いて私の「投句箱」に送るというものです。送られた俳句は、コメントをつけたりもして送り返しますが、Ipadを使った投句のよさは、いつでも俳句ができたら送って私に見てもらえることにあります。学校が終わって家に戻ってから後の時間、そして、もちろん休日の時間も、思いついたら俳句をすぐに送ることができます。投句は整理上、1か月ごとに区切って受け付けていますが、送るのは365日いつでもいいのです。

 言うまでもありませんが、何よりも、子供達ひとり一人と俳句を通して交流ができることが、このipad投句のよさであります。子供達が何を見、何を美しいと感じ、何に感動しているのか、子供達ひとり一人を理解することにもつながります。そして、俳句という、世界で一番短い詩を通して、子供達がさらに言葉を身に着け、言葉を磨き、感性を磨く。これを継続していけば、やがてかなりの言葉の力が、表現力がつくものと私は確信しています。

 先月の投句のことをまとめて保護者に配布したものをここに載せます。よろしければお読み下さい。(俳句は児童名を省いて載せました。)

 

10月の投句箱(令和2年10月27日)

~おうちのひとと、よみましょう。~

校長 栗林 明弘

                                          

 「ロイロノート」を使っての俳句の投句箱に、一年生から六年生までたくさん、句を出してくれました。出された句には、三重丸を付けて返していますが、工夫をした表現や自分なりの表現をしている句には花丸をつけました。句についてのコメントは、工夫してほしいことを中心にして書いていますが、具体的に「例えば、こういうふうにしてみるといいね」と例を上げた場合もあります。とにかく大事なことは、「自分だけの発見」が工夫して表現されていることです。だれでも言えること、当たり前のことではなく、「自分にしか言えないこと」を、ただのおしらせではなく、「様子を言葉でスケッチ(描写)すること」を心がけてほしいと思います。

投句は、三句まとめて出してもいいですし、三回に分けてもいいでしょう。三句以上できた場合はそれも送ってもいいですが、作った後にもう一度見直しをして下さい。

十一月もみなさんのたくさんの俳句(秋や冬の俳句)を待っています。「ロイロノート」の〝資料箱〟の〝学校共有ホルダー〟の中に〝俳句〟というホルダーがあります。その中にある季語も参考にしてつくるのもいいかもしれません。

以下、十月のすぐれた句を載せます。どんな世界を俳句にしたのか、どんなことに感動したのか、考えながら読んでみましょう。

一年  こうていの あすれちっくが あつくなる    

    せいてんに すすんでいくや いわしぐも    

    おちばふむ サクサク音が たのしいな     

    たいふうより はやくはしるぞ うんどうかい  

    ひがんばな どくがあるけど きれいだな    

    たのしみな みんなのかそう ハロウィン    

    うんどうかい ともだちできて うれしいな   

    あくろでも 山ちょうみえると げんきでる   

    きんぎょたち ピチャピチャいうよ えさくれと 

    きんもくせい においするのに はながない   

    六年生 いっしょにはしれた うんどうかい   

    うんどうかい どんぐりひろいも たのしいな  

    月見かな 望遠鏡で 覗く僕                    

二年  甘柿の オレンジ色は 恥ずかしさ       

    あそばなきゃ 日が短いよ 十月は       

    グリーン車の 窓いっぱいの いわし雲      

    お弁当 みんなと食べる くり甘い        

    オニヤンマ ぶんぶんとぶよ 楽しいな      

    うみにきて りょかんでたべた くりようかん   

    うんどうかい しばふの上を 通る風       

三年  ときょう走走って走ってあせかわく        

    満月がわたしにむかって笑ってる         

    草の中ショウリョウバッタバレリーナ      

    運動会どんどんとく点上がってく         

    運動会ここぞと一歩と足ふみ出す         

    負けたけどできてよかった運動会         

    徒競走トンボの道を走ってく           

    イワシ雲ゆうやけそらにあらわれた        

    秋が来た焼き芋屋さんの声がする         

    冬ふくはいっぱい毛糸がついてるよ        

    運動会来年こそは応援団             

    名月に揺らぐ心バルコニー            

    夜空見て声が聞こえる晴れるよと         

四年生 徒競走笑顔で走り一等賞             

    信玄に食べさせたいなマスカット         

    いちょうの実見れば見るほど鼻まがる       

    夕焼けの校庭警備赤とんぼ            

    東京タワー星にまぎれてあきのよる        

    思い出す祖母の作った栗ご飯           

五年生 投げられた帽子喜ぶ運動会            

    徒競走トンボと優雅に走り抜け          

    彼岸花可憐な毒がはいってる           

    ドッジボール枯れ葉もキャッチパッリパッリパッリ            

    秋晴れや風と一緒にゴールする          

六年生 炎天下輝くバトンと滲む汗            

    秋の夜連なる木々を透かす月           

    時に刻み記憶に刻む運動会            

    夏過ぎて日常変わる渡り鳥

           1-2

 

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