トキワ松学園小学校

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スペシャル授業

ipadの投句箱 12月・冬休み 

<ipadの投句箱 12月・冬休み> 

 

 今回は保護者の句も募りました。保護者以外のご家族の方も二十名ほどの方が投句をしてくれ、楽しく鑑賞しました。全体としましては、12月と冬休みの分を合併しましたので、盛りだくさんとなりましたが、多彩ないい句が集まりました。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。

 

十二月・冬休みの投句箱(令和三年一月十二日)

~おうちのひとと、よみましょう。~

校長 栗林 明弘          

 

 

 十二月・冬休みもたくさんのよい句に出会いました。以前とは見違えるように俳句が上達した子もいます。たくさんの俳句を送ってくれた子もいます。一度作り方がわかると泉のように湧き出てくることもありますので、粘り強く取り組んで下さい。

 ここで、改めて作る上でのポイントをお話しします。まず、俳句は感動を表す〝詩〟。(ポエム)です。自分の感動を五七五で表すために、ただのお知らせの様に表してもつまりません。例えば、どこかに、自分にしか言えないような言葉、〝光る言葉〟を工夫する必要があります。だれでも言えるようなことではなく、自分にしか言えないような〝光る言葉〟。俳句が出来上がったら、〝光る言葉〟がどこにあるのか、確認して下さい。そして、ないのであれば、もう一度考え直して〝光る言葉〟に仕上げなおしてほしいと思います。

 十二月から設置した保護者の投句箱への投句、ありがとうございました。俳句は短歌とは違って、もともとは言葉遊び的に生まれた文学です。言葉をおもしろがり、言葉にあそぶ。五・七・五という限られた土俵に、自分の感動を当てはめる言葉ゲーム的な雰囲気を楽しんでもらえればと思います。自分の表したいことが、五・七・五にぴったりとはまった時のパズル的な快感、これも、俳句のおもしろさだと思います。ぜひ、お子様と一緒に挑戦してみてください。

 以下、十二月・冬休みの俳句のすぐれた句をまとめて、一人一句に限って載せました。保護者も一句のみとしています。今回、保護者以外の親族の方からも投句がありましたが、一緒に俳句を作る時間を楽しんでもらえればと思います。

 

 

一年  おんせんで そとゆにはいり もみじがり    

    サンタさん えんとつないよ 気をつけて    

    ニイガタで ぼくのせたけの つららあり    

    ゆきがとぶ スキーしながら いいけしき    

    えきでんを むちゅうでみては あつくなる   

    クリスマス くつもらったよ うれしいな    

    ミニ大こん ズボッと抜けたよ 重たすぎ    

    おおそうじ すきまのすみに あめひとつ    

    空は青 きものはみずいろ 七五三       

    おおそうじ なわとび見つけ たのしいな    

    プレゼント ウレシイタノシイ クリスマス   

    ゆきあそび できたらいいな いもうとと    

    はやぶさが ふゆ空やぶり きかんする     

    先生に はじめて王手 白いいき        

    森のこえ しずかになったな とうみんだ    

    かまきりが かまをふりふり つかまえた     

    マスカット アスレチックで たべました             

    山もりだ おちばのおふろ あたたかい     

    楽しみだ 校庭遊び 冷たい手          

    ゆにつかり きもちよさそう ゆずのみが    

    お正月 いまからくろまめ ねらってる     

    どこにある 目黒の空の オリオン座      

    サンタさん どこから入って くるのかな    

    こがらしだ じてんしゃハンドル きかないな  

    ゆきだるま いもうとのかおを つくっちゃお  

        

二年  朝日まで 寒さで凍えて 水色に        

    りんごばこ あけたらろうか いいにおい    

    まどあけて 赤いもみじが まよいこむ     

    鉢の下 冬眠ガエル 隠れてた         

    こうようの おちばあつめて えにしよう    

    しもばしら 土にかくれる ほうせきだ     

    はつゆきが どうぶつたちを ねむらせる    

    冬休み 雪玉雪玉 降ってきた         

    雪だまを 風呂に入れたら シャーベット    

    冬入り 寒さともみじ 色あって        

    シクラメン 僕のお庭で 笑ってる       

    土の中 カブトのようちゅう 春をまつ     

    ふゆやすみ スキーに乗って そらをとぶ    

    クリスマス サンタが来たら パーティーだ   

    まってたよ お正月さん お年玉        

    クリスマス またまた本だ プレゼント     

    ふじさんに 元気もらって さむい朝      

 

三年  おとなりのほしがきだんだんかわいてる     

    風がふくおち葉のちょうが舞い上がる      

    サンタさん暑すぎるから来ないかな       

    信号機雪のキャップが似合ってる        

    お年玉もらったからには貯金する        

    年賀状風のようにとどいてる          

    シクラメン冬場がんばる頑固草         

    庭そうじつばきのつぼみてれ笑い        

    霜柱気付かず踏んでザクザクと         

    むかん客寒いと凍る海の水           

    飼い主と同じコートを犬が着る         

    温泉は富士山見れて見惚れたよ         

    こんぶまきにしんとかんぴょうさんきょうだい  

    クリスマスなにが来るかなねむれない      

    大寒波英検二級迫りくる            

    ゆるされる遅寝遅起き大晦日          

    冬休み自由登校がんばるぞ           

 

四年  三代で卓を囲んで初あがり           

    こたつから出たくない日が増えてきた      

    寒い外犬と遊べば忘れちゃう          

    冬空に震える雲の白きかな           

    リフト乗り冬景色見て目が覚める        

 

五年  バリバリバリ切なき音が枯れ落ち葉       

    北風と共に空を泳ぐ鳥             

    嫌な事自転車乗るとわすれてる         

    特別な静かな正月音響く            

    冬の山五時からは空は漆黒           

    風吹いて最後の一葉と落ち葉舞う        

    自転車のかごに一枚落ち葉かな         

 

六年  冬近き声がだんだん消えていく         

    寒風の冷たいトゲが突き刺さる         

    富士の絵に心はずませお年玉          

    紅葉一枚寒さに負けない頑張り屋        

    風香る雪のにおいが北極だ           

 

 

  一年保護者  縦につけスクラム押し込め紫紺のジャージ 

         年末に付箋ばかりの山の地図       

         はく息の白さを見ては春恋し      

         落ち葉焚き区と消防に断りし           

         雪、雪、雪、犬もよろこぶほどの雪  

         鈴の音が静かな境内鳴り響く     

         冬靄に英気養う御岳山               

 

  二年保護者  息白い暖か嬉し擦る音                   

 

  三年保護者  風切って用事を済ます師走かな     

         朝の杜モグラの山も薄化粧       

         寒波くる八十路の坂を一歩づつ     

         大晦日おせち待てずにつまみ食い    

         サンタ去る青空みあげてカラスとぶ          

         こたつだしあのひと思う今冬よ    

        

  四年保護者  亡き母を鏡に見ゆる冬の朝       

         枯れ行くもなほ艶めきて烏瓜 

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