トキワ松学園小学校

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スペシャル授業

ipadの投句箱 1月

<ipadの投句箱 1月> 

 

 少し遅くなりましたが、1月の俳句を紹介します。今回も保護者の句が集まりました。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。

 

一月の投句箱(令和三年二月十五日) 

~おうちのひとと、よみましょう。~

校長 栗林 明弘

 一月もたくさんのよい句に出会いました。ここには、一人一句しか取り上げていませんが、たくさんの句を出してくれている子もいるのもうれしいです。

 校長先生は俳句を二十五年間やっていますが、毎月きちんと作るために、お休みの日には俳句を作りに近所に出かけます。俳句を作るために外に出かけることを吟行(ぎんこう)と言います。だいたい、近くの川沿いを歩いて、鳥や花や木、雲や風とも出合います。また、田んぼや畑もありますので、そこでの様子について俳句にすることもあります。あるいは、自然公園や児童公園に行って、ブランコやすべり台を俳句にすることもあります。頭の中で思い出したり、想像したりするよりは、実際に、ものを見ると、俳句がうかびやすいのです。みなさんも、お休みの日には、家族で俳句を作りに近所に出かけてみてはいかがですか。俳句を作ろうとする目でふだんの景色を見ると、きっと、俳句の材料がたくさん見つかって、いい俳句ができますよ。

 それから、六年生のみなさんは受験も終わり、いよいよ卒業まで一か月を切りました。ぜひ、一日一日を大切に過ごして下さい。卒業を控えた今は、六年間の中で特別な思いが心の中にあると思います。その思いで景色を見ると、景色が特別なものに見えると思います。その思いの中で、俳句を作って送って下さい。今までとは一味違う俳句ができると思います。

 最後に、みなさんの教室の中には「月と季節の暦2021」がかかっているクラスもあるかもしれませんが、実は、2022年版のカレンダーに、トキワ松の子どもたちの、満月や三日月や、昼の月、季節の月を俳句にしたものを載せたいというお話が来ました。くわしいことはまたお知らせしますが、月のことも俳句にしてみてください。

 以下、一月の俳句のすぐれた句をまとめて、一人一句に限って載せました。保護者も一句のみとしています。今回も保護者以外の親族の方からも投句がありましたが、一緒に俳句を作る時間を楽しんでもらえればと思います。

 

 

一年  さむい日は 雨かゆきかを 見ています     

    さむいひに さかみちのぼり あせかいた    

    ゆきだるま ころがすたびに まるくなる    

    じょやのかね いがいとふるい おとひびく   

    おとしだま なにをかおうか おもちゃやさん  

    雪ふって うきうきしたよ かえりみち    

    みかんぶろ ママとじゃんけん ぼく一ばん   

    まえまわり できたらみえた ふゆの空     

    たこあげで はしってころんで あせかいた   

    大掃除 少しやったら 楽しいよ        

    初すずり きれいにかこう 上手かな      

    七草に さわやかそえる すずなかな      

 

二年  いつもより 早くさいてる ウメの花      

    青い空 雪のふじさん うき出てる       

    雪よほう つもらない日は かなしいな     

    おかえりと しろいイイズナ おでむかえ    

    しぎょうしき 帰りにぽつぽつ みぞれふる   

 

三年  寒い朝見送る母の白い息             

    初雪がランドセルにも積もってる        

    日がくれる溶けてくように沈んでく       

    冬の朝ふとんがわたしをはなさない       

    冬の道一人で歩く石をける           

 

四年  お正月みんな笑顔で年明けだ          

    新雪に折られて変わる父と板          

    コマ回す回してみると目がコマだ        

    目標を年明けそうそう決めまくり        

    雪光寒しき肌も温かい             

    お年玉無いと思ったら隠れてた         

    はつもうで川の冷たさ目に染みる        

    雪遊び夢に出てきて最高だ           

    門松がお出迎えするお正月          

    寒椿落ちたら母に持ち帰ろ           

    粉雪ははかないけれど美しい          

    お年玉一つの机にいっぱいだ          

    冬休み外に出れないお正月           

    本当にもっと欲しいよお年玉          

    チェロ合宿行ってておせち食べれない      

    初風で枯葉兄弟舞い踊る            

    雪の中とってみたいなあの月を         

    クリスマス百人一首使わなかった        

    はつもうでいっぱいあげるねがいごと      

    年明けにベッドから見る月の光         

    初雪を窓からながめ福笑い           

    初夢で富士山の夢見たかった          

    こたつ争だつ戦父母と取り合うぞ        

    軽井沢雪かきをして文字作る          

    屋根つらら自然の芸術とけだした        

    おせち料理さしみのあわび生きていた      

    きょうとでみんなでおもちとしこしだ      

    新年はずっとパジャマの日々続く        

    曇り空からトンネルくぐると雪国だ       

    大掃除お隣さんから苦情きた          

    雪ふる中雪合戦で遊ぶ夢            

    冬の中犬と遊んだらすぐ帰る          

    おおみそか掃除に飽きてみかん食う       

    楽しみだ新年来たらお年玉           

    お正月最後はぐったり寝ていたい        

    紅白を寝ながら見たら汗かいた         

    池の前人生初の霜柱             

    霜柱パーテイで見たシャンデリア        

    霜柱千葉の冷え込む朝日かな          

    かるたとり大勝利して涼しいな         

    あそびたい宝石みたい冬の雪          

    おおみそかトランポリンで寝落ちした      

    元日に会えずも届くお年玉           

    キリギリス朝まで鳴くよ寒い日も        

    初日の出微笑む光やって来る         

      ※今回四年生は、一月に行った「校長俳句授業」の俳句の分も

      加えています。

     

五年  雪合戦家に帰ると風呂合戦           

    キュンキュンし恋に導け雪が舞う        

 

一年保護者  菜の花が売り場に並び春近し      

       寒月や闇に置かれし「檸檬」一つ    

       寒晴れの空がすいこむ凧の糸      

       朝焼けや下弦の月も輝けり       

       白息や車窓に描く冬の山    

       冬空にひびくや子等の笑い声      

四年保護者  家族待つシチューの湯気に笑みこぼれ  

       新玉や人一盛り花しばし        

 

※今回も、保護者の俳句の作者名については、匿名希望の方や特に名前や続柄を示

されていない場合のみ「保護者」とし、あとは、〝~の母〟という風に続柄で表し

てあります。誤字、作者名の表記の仕方等も含め、失礼の段はご容赦下さい。

投句箱 投句箱2

 

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