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ipadの投句箱 3月と春休み
遅くなりましたが、3月と春休みの俳句を紹介します。今回も保護者の句が集まりました。以下、全校保護者に文書で出したものを、転載します。俳句は個人情報保護のため、名前を伏せてありますが、ぜひご覧ください。
三月・春休みの投句箱(令和三年四月十九日)
~おうちのひとと、よみましょう。~
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校長 栗林 明弘
今回もたくさんの句が集まりました。ここには、一人一句しか取り上げていませんが、たくさんの句を出してくれている子もいるのがうれしいですね。
四月は、五月といっしょにはいくをぼしゅうします。月のはいくもぼしゅうしますので、今度の「四月・五月のとうくばこ」に入れて下さい。令和三年度の新しいはいくを待っています。
何句でも送って下さい。一年生のぼしゅうは、もう少しあとにします。まっていてください。
新年度にあたって、あらためて、はいくのつくりかたについてお話しします。
1.まず、はいくをつくろうとおもって、メモ用紙とえんぴつをもって外に出てみま
しょう。ぼんやりとではなく、はいくをつくるぞと思って外に出ると、はいくが
つくりやすくなります。
2.その時のきせつの、きれいだな、ふしぎだな、かわいいな、かわいそうだな、おもしろいな、など心を動かすものを見つけましょう。
3.見つけたことを、指を折りながら五音、七音、五音の数の言葉にととのえてみましょう。(ここからあとは、家にもどってからでもいいですね。)
4.ととのえたら、そこに自分らしい言い方が少しでもあるかどうかを見直して、だれでも言えるような言い方や当たり前の言い方などはなおしましょう。
5.自分のはいくを、こえに出してみましょう。いいはいくは、いいリズムになっています。
※季語を決めて作ってもいいでしょう。ロイロノートの〝資料箱〟に季語がたくさんのっています。想像力をはたらかせて作りましょう。
さて、以下、三月と春休みの俳句のすぐれた句をまとめて、一人一句に限ってのせました。保護者等も一句のみとしています。作品は昨年度に作られたものがほとんどですが、新年度の学年でのせました。
二年 うっすらと つもった雪が きれいです
はるのあさ キレイに見えた ふじ山だ
あらしきて 大雨きょうふう 大がっしょう
はるになり さくらがさいて しんねんど
けいちつに かえるがいけで およいでた
ちるさくら ひらひらおちて 葉になった
オレンジの 空の向かいに おぼろ月
ももの花 コロナない春 つれてきて
さくらさく ワクワクするよ 2年生
花吹雪 さくら舞い散る 雪のよう
桜の木 一年間を おもいだす
しん金谷 えきべんひらくと おそざくら
三年 春スキー雪がとけちゃうどうしよう
春の夜星様見えて明るいな
春の朝早起きしたら桜さく
待ってたよ花咲き誇る春の夜
四年 じてんしゃできたよたま川シジミチョウ
楽しみだ温かくなる 春の日だ
舞い散った桜の花びら優雅だな
クワガタの冬眠そろそろ起きそうだ
雨上がり水に光るよ桜かな
春休み春の空気を食べようか
春や来いみんなわらって待ってるよ
うめしおれ桜にたくす春の花
六年生桜と共に中学へ
動物が冬から目ざめ出てきたよ
春はじめ梅か桜か迷う僕
五年 愛犬と春を探すよ散歩道
やっときたポカポカ季節それは春
梅の木とピンクの蕾手を繋ぐ
見上げると桜の花が満開だ
六年 腹立たしい花粉を舞わす春の風
桜さきみんな咲いてさようなら
愛犬の鼻の頭に桜かな
二年保護者 BBQ桜の下で至福の時
寝付けない我が子と眺む朧月
花吹雪駆けゆく子らの生みし風
SLの蒸気にけぶる遅桜
三年保護者 春潮の浦賀水道船あまた
ホワイトデー自分のためにチョコ選び
四年保護者 なんと那須の大地に身をゆだね
角曲がる行ってきますが残る日々
お花見に誘われたけど花粉症
進級に胸ときめかす春休み
コロナかで会えぬ寂しさ春休み
五年保護者 夜桜や桂男と共に酔ふ
初音聴きつい姿をば探しけり
タンポポをつんでカレーに入れてみた
※今回も、保護者の俳句の作者名については、匿名希望の方や特に名前や続柄を示
されていない場合のみ「保護者」とし、あとは、〝~の母〟という風に続柄で表し
てあります。
※すべての俳句及び作者名の誤字、脱字、表記の仕方等も含め、失礼の段はご容赦下さい。
TEL 03-3713-8161(代) FAX 03-3713-8400